「聞く」「話す」の黄金比

女性と話すとき、「聞く」と「話す」はどれくらいの割合でしょうか?

TPO(Time時間、Place場所、Occasion場面)ということばがあるように、時とは場合によりすが、

実際にお店にて2人で話す場面で、女性と距離を縮めたいとき、この比率が大変重要になります。

「どんな話しをすればいいか迷う」

「話しすぎて失敗した」

など感じた方に、僅かながらお力添えになれるかもしれませんので、一読して頂けたら幸いです。

女性は話すのが好き

この前提をまずご理解ください。

もちろん、全員がというわけではありませんが、大半の女性が「お話しするのが好き」なのです。

こちらを理解すると、まず「聞く」態勢を整えることから始まります。

基本的に女性が答えやすい質問から始めましょう。

「好きな食べ物はなんですか?」

「休みの日はなにしてますか?」

など些細なことでいいと思います。

相手に質問するということは

「あなたのことが気になってます」

というメッセージでもあるので、嫌な気はしません。

ただ嫌な気をさせてしまう質問もあります。

それは答えにくい質問です。

「どこに住んでるの?」

「年収いくらですか?」

など、デリカシーがなかったり、パーソナルスペースに踏み込むようなことは、相手が言いにくいため避けるべきです。

(もちろん距離が縮まってからはOKだと思います)

このような質問をしてしまい、デリカシーのないひととレッテルを貼られてしまったら、繋がりを持てなくなることもザラにあるからです。

とくに頑張ろうすればするほどドツボにハマることもあるので気をつけましょう。

真面目すぎる人ほど陥る可能性があります。

「聞きっぱなし」にならないように

質問をしたら、なんらかしらの答えが返ってきます。

それに対してどうしたらよいか。

このときに、間髪入れず次の質問をしてしまうと、一個一個の話しの内容が薄くなり、浅くて短い話しになり、質問が底を尽きてしまいます。

これはいわゆる

「聞きっぱなし」状態です。

そうならないようにまず質問をしたら

「相槌を打つ」

をうちましょう。

これは相手の話しに対して

「共感する」

行為です。

「共感してもらえてる」と思うとさらに話しやすくなり、少しずつ心を開いていき、距離が縮まりやすくなります。

つぎに、「軽めに反応する」です。

なにも言わず「うんうん」と聞いてることもよいのですが、こればっかりですと、

「ほんとに聞いてるのかな?」

と思われてしまいます。

話している方は、実は「どう思われているか少し不安になっている」のです。

だれしも自分が完璧とは思っていません。

これは自分が話しているときも一緒です。

少なからず不安になりながら、話しているので

「ぼくもそう思うな」

「そうだったんだ」

「おもしろいね」

など軽めの反応をしてみましょう。

すると共感力が増して、安心感を感じさせることができ、さらに心が打ち解けていきます。

否定することばは基本的に言わない方がいいですが、自分が好きな納得いかなかったり、相手がはっきり言ってもらいたいと感じるときは覚悟をもって言ってみる価値はあります。

これらの基本的な聞き方ができれば、女性は話しやすさを感じ、いろいろなことを話してくれると思います。

ようするに

【相手の考えを引き出す】

ことが大事なのです。

これをもとに「話し」をしていくのです。

なので

「聞く7割」「話す3割」

が黄金比率だとわたしは思っています。

ただ相手によって微調整することが重要で、

それは経験の中から学んでいきましょう。

統計学とは言えませんが、性格もおおまかに言えばいくつかのパターンにわかれてくるので、それをかぎわけるのは経験でしかありません。

この微調整をできるひとが、より距離を縮めて、信頼関係を築くことができるのです。

ぜひ、基本の黄金比率を意識しながら、相手によって微調整できるよう経験を積んでみてください。