昭和、平成、令和と変わりゆく時代の中で変化していく価値観。
令和の時代に合ったナンパとはなんなのか…
と、考えるまえにまず
昭和の時代を振り返ると
「めちゃくちゃだったけど、いい時代だった」と先人たちはよく言います。
この言葉が意味するのは
ブラック企業やパワハラなんてたくさんあったけど、なんだかんだ楽しくて充実していた。ということだと思います。
これは、物事に対して社会の許容する幅が広かったのだと思います(大雑把でクレーゾーンが広かったとも言えます)。
テレビ業界が代表的で、昔のテレビはコンプライアンスなんて関係なく、おもしろいかどうかを重要視できたため、今では放送されないような番組がたくさんありました。
そんな番組は視聴者に媚びていないため、刺激的でおもしろく何度も見たくなる魅力があり、テレビ業界にたくさんのスポンサーが集まり、潤っていた時代でもあります。
しかし、今ではコンプライアンスが厳しくなり、ひとたび炎上するとクレームや対応に追われ、企業イメージも悪化し、スポンサーの数も減っているのが現状です。
もちろん、めちゃくちゃできた時代はおもしろいものを作れていた反面、だれかを傷つけてしまって泣き寝入りさせていたことも多かったのだと思います。
そんな中、インターネットが普及し、気軽に自分の思いを発信できるようになったことで、明るみにならなかった問題が浮き彫りになり、今まで大雑把にしてきたことをどうするべきか、このままでよいのかと考えられるきっかけが増えていきました。
その結果、物事のルールが細かくなり、今までできていたことができなくなったり、自由が制限されることが増え、許容の幅であるグレーゾーンが白黒はっきりさせられることが多くなった社会へと変化していきました。
いまはあらかじめ不快にならないように、また問題が起きないような社会のシステムが作られていっている時代であり、
言い換えると、大雑把でも人と人の距離が近くて、人の温かさを感じやすかった昭和の時代から
コンプライアンスが遵守され権利が守られ、自由に主張できるようになったが、人と人との距離が広がり、人間関係が希薄になった時代になってしまったなと感じてします。
時代の変化は、一個人でどうすることもできないため、その変化に合わせて自分がどうしていくかが重要です。
以上のことを踏まえて、令和の時代はどうナンパをしたらいいか。
それは
「やさしさ」
が重要だと感じてます。
ナンパといえど相手合ってのものです。ヤるためだけに女性を道具として見たり、見下して不快にさせてしまうと、個人が尊重される時代では侵害されたとしてトラブルになりやすいのです。
このようなことが起きないようにするためには、知識を得たり、経験を積むことも重要ですがなにより大切なのが
「やさしさ」
です。
今のテレビ業界(お笑い界もとくに)はだれも傷つけない内容が増え、その中でどうおもしろいものを作れるか考えられています。またそれができるタレントさんが重宝されています。
これは現実世界でも同じことが言えると思います。
そんな令和の時代のナンパとは非常にシンプルです。
①自分勝手に解釈せず相手の気持ちを考えること
②相手が嫌がっていたら早めにあきらめてしつこくしないこと
③女性をヤるための道具として見ないこと
④信頼関係を大事にすること
です。
ただ「言うは易く行うは難し」であり、上記のことを優先させるには
人間の本能である「欲求」に勝つ必要があります。
ここがポイントで「理性」と「本能」で普通に戦った本能が勝つのは当然です。
なので、ナンパのときや女性と飲むときには、常に理性的であることを意識して、
本能をいかにコントロールするかが大事になってきます。
そこで少しでも理性的にふるまえるよう参考になることを発信できたらと考えております。
また「やさしさ」は人間関係が希薄である時代に、より求められていて
やさしさに溢れているひとこそ本当の
「モテるひと」
であり、
「必要とされるひと」
だと思います。
そんなひとになれるように
また令和の時代にあった「やさしいナンパ」を追求していけるように発信していきたいと思いますので、暖かく見守って頂ければ幸いです。